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#ローカル5G

本当に「使える」ローカル5Gの
実現に向けて

2021年10月01日

昨今、注目を集めるローカル5G。各地で実証実験が始まっているが、本格的な普及に向けてはまだ解決すべき課題も大きい。一方で、ローカル5Gのインフラを構築する無線局免許を支援する企業の伸びは顕著で、その普及に向けてさまざまな企業が課題解決に取り組んでいる。

顕著な伸びを見せているローカル5G無線局免許の申請者

大手キャリアが展開する5Gネットワークとは別に、地域企業や自治体などが自らの建物や敷地内でスポット的にワイヤレスネットワーク網を構築し、5Gの通信環境を利用可能にするローカル5G。高速大容量、超低遅延、多数同時接続という通信の特徴を生かし、スマート工場に導入して製造装置を遠隔から操作することで業務改革を目指したり、大勢のユーザーが利用するイベント施設でリアルタイム映像配信を行ったりと、さまざまな産業分野での活用に期待が高まっている。

ローカル5Gを利用するには、総務省に申請して無線局免許を取得する必要がある。基本的には、5Gを活用したい企業や団体が無線局免許を取得し、自社だけに向けて電波を出すのが基本だが、インテグレーターや通信事業者が代行して無線局免許を取得し、ローカル5Gのネットワークインフラを構築・運用することも可能となっている(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの携帯キャリア4社とUQコミュニケーションズ、Wireless City Planningは除く)。

日本では、2020年3月に富士通が国内初のローカル5G免許を取得して以来、2021年6月30日現在、すでに58の事業者・団体がローカル5Gの申請者及び免許人となっている。

顕著な伸びを見せているローカル5G無線局免許の申請者 イメージ
2021年6月30日現在でローカル5Gの申請者及び免許人は58事業者・団体
(出典:総務省の公開資料より)

クラウド運用やオープンソフト活用でローカル5Gの初期導入コストを削減

一方で、ローカル5Gの導入に関しては、現状では黎明期にあるといっていいだろう。ローカル5Gを導入するには、事業者が解決すべき課題がまだいくつか存在している。その課題の1つが、コストという壁だ。導入時は自前で無線の基地局を設置する必要があるため、どうしても通信機器の導入などで多額の初期コストがかかってしまう。

こうしたコストを極力抑えて、ローカル5Gの普及を後押しするソリューションが各社から提案されている。例えば、ローカル5G環境全体をクラウドから一括管理する、サブスクリプション型のソリューションがある。このソリューションでは、ローカル5Gを導入しようとする企業に対して、専用の管理クラウドと5Gコアネットワーク、5G無線基地局、各種エッジアプリケーションを稼働させるエッジクラウドが提供される。

もう1つ、ローカル5Gの初期投資コストを抑えるために有効なソリューションが、オープンソースを活用した通信機器の採用だ。例えば、APRESIA Systemsが提供するローカル5Gシステムの通信機器は、いずれもO-RAN(オープン無線アクセスネットワーク)に準拠している。搭載するOSやソフトウェアは「Free5GC」などのOSSをベースにして開発コストを抑え、低価格な製品を市場に供給してローカル5Gの普及に貢献しようとしている。

運用まで含めたトータルソリューションでローカル5Gの普及を支援

もう1つ、ローカル5Gを普及させていく上で、解決すべき課題がある。それは、ローカル5Gを導入した事業者が、どのように無線通信のインフラを安定して運用するかだ。無線通信は、アンテナの角度や端末と基地局との微妙な位置関係などによって、安定性に大きな影響を与える。また、ローカル5Gの活用が期待されている分野は、ソフトウェアやハードウェア、通信の統合技術によって導入効果を上げようとしている企業が多いため特に運用が難しい。

したがって、ローカル5Gの導入には、無線通信を含めた高度なITの知識を持つエンジニアを確保する必要があるが、そのような人材を見つけ出すのは容易ではない。結局のところ、こうした課題を自力で解決するのは現実的ではなく、深い専門知識を持つ企業に頼るしかないだろう。

そこで、昨今では無線通信技術に強みを持つさまざまな企業が、ローカル5Gの導入から運用保守までを支援するサービスやソリューションを提供し始めている。特に、ローカル5Gのエリア設計から無線免許の申請、機器の設置工事、そして、導入後の運用・保守までをワンストップで提供するソリューションを採用すれば導入後も安心だ。

ミライトでも、ローカル5Gの導入に関する業務(機器提案、無線エリア設計、免許申請代行、設置工事、保守・運用)をワンストップで提供する、「ローカル5Gオールインワンパッケージ」を提供している。「ローカル5Gオールインワンパッケージ」で提供される通信機器は、オープンソースの採用によって低価格を実現したAPRESIA Systemsの製品を採用しているため、初期導入コストに関する課題も解決できる。

さらに、ミライトはNTTドコモと連携して「ローカル5Gソリューション協創ラボ」を開設。ローカル5Gが持つ通信の優位性を100%引き出すアプリケーションの構築も含めた、トータルソリューション化を推進してローカル5Gの普及を支援していく。

「ローカル5Gオールインワンパッケージ」で提供されるAPRESIA Systems の通信機器
「ローカル5Gオールインワンパッケージ」で提供される
APRESIA Systems の通信機器

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